JBCF 南魚沼2Days E1
どうも、今回の遠征で"ラーメンの神様"ってほんとにいるかもしれないと思ったケイです🍜
今回は新潟県南魚沼市で開催された[JBCF南魚沼クリテリウム・南魚沼ロードレース]のE1カテゴリに出場してきました。
今年は就職活動で実業団レースの前半戦は参加出来ず、舞洲からのスタートになってしまったのでE1残留が怪しい状況。何としてもE1残留を目指してポイントを確保しつつ、少しでもリザルトを残したい思いでの参加です。
【目次】
【今回のラーメン】
今回の遠征前ラーメンは名古屋市名東区にある「実垂穂(みたほ)」さんの醤油(上)でした。無化調の身体に優しいあっさり系のラーメンで女性にもおすすめです🍜
ではレースレポを。
今回の南魚沼でE1は通算3戦目。ロードレースはこれが初めてのE1で、大会前からドキドキワクワクしていた。だって今まではSNSや雑誌でしか見かけなかった人達と戦えるんだから。かなりミーハーだけど、レーサーリストを見て"やっとE1にあがってきたんだな"と実感しました。
【Day1-クリテリウム】
- 24.8km (1.24km×20周)
- Avg 44.27km/h
- NP248w AP293w
- 17位 (完走45/56)
- 周回賞(12周回目)
初の市街地クリテリウムはとても新鮮で、商店街や橋の上を駆け抜ける面白いコース。
平坦かと思いきや1-2コーナーの間は少し登り区間があり、インターバルがかかりやすいポイントでもあった。
1周が短いので20周なんてあっという間。ぼーっとしてたらレースが終わってしまうのでしっかり目標を持って上位を狙う。
終始位置取り争いでコース幅も狭い箇所はぎゅうぎゅう。
1コーナーは深め凹穴にグレーチングというやべーコーナー。しかも出口が狭い。
4コーナー手前の縦溝がまじでやばかった😇
これで落車がないんだからE1すげーなって感じ。
クリテに関しては有力選手とかマークするに越したことはないけれど、コース短い場合は結局その場のノリと勢いが大事だと思っている。だから数人だけマークしてあとはノリで出走。
クリテは写真もないし、終始後方インターバルおじさんだったので簡潔に。
もっと前で展開しろよボケ😑って言われても仕方ないような立ち回りしか出来なかった。
でも何とか爪痕を残したい一心で3回目の周回賞だけサクッと獲得。ここはいい感じにハマった。
【南魚沼クリテ】
— 【JBCF公式】大会や登録情報アカウント (@JBCF_official) 2021年9月19日
E1、3回目の中間スプリントを中野圭(イナーメ信濃山形)が獲得! pic.twitter.com/0ttkahnIuI
その後ミネルバ-古川選手と2周逃げたけど上手く行かず。
もうちょっとチャレンジするべきだったかなー。
最後は位置取り争いに参加しようとしていたのだが、なかなか上位に上がることができず、最終周になっても集団中盤にいたので着争いに絡めず17位。
E1残留は怪しい状況なので翌日のロードでポイントを稼ぎたい。
車載動画は下記のリンクから
2021 JBCF南魚沼クリテリウム E1 - YouTube
Bikintvさんのダイジェストはこちら
第1回 JBCF 南魚沼クリテリウム クラスタ:E1 ロードレース - YouTube
ラーメンの神様に力を借りようと前日は大盛りラーメンを食べた。
ラーメン大盛り頼んだらバカデケェの来た笑 レース前のゲン担ぎ!ラーメンの神よ力をくれ〜🙌 (@ 朝日食堂 in 南魚沼市, 新潟県) https://t.co/pdKOOhfNXR pic.twitter.com/o6Ch3Kd1Dl
— Kei Nakano (@Kei__Allez) 2021年9月19日
【使用バイク】
フレーム:PINARELLO Dogma F8
コンポーネント:SHIMANO Di2(クランクはFC-9000にQ-rings,CarbonDryJapan V3 PLUS)
ホイール:ENVE SES3.4 TU / ChrisKing hab
タイヤ:Continental competition 25c
シューズ:GIRO IMPERIAL
ウエア:SUNVOLT PROパフォーマンス セパレートワンピ
ヘルメット:KASK PROTONE
重量:7.3kg
【Day2-ロードレース】
- 84km (12km×7周回)
- Avg 38.45km/h
- NP253w AP257w
- 5位 (完走40/74)
- 全日本出場権獲得
三国山ダムの外周を走る1周12kmのコース。1度ダムの下まで下ってまた登り返すアップダウンのある地脚勝負なコース。
一昨年から反時計回りになったらしく、約5分の登りとダム周回の緩斜面のようなアップダウン、そしてかなり勾配のきついつづら折りの下り。
登りは得意だが下りが下手くそな僕は、テクニカルな下りはマージンをもって下ることを心がけた。
注目すべき選手など山ほどいた。RX-高岡さん,湾岸U-雑賀さん,たかだ-米谷さん,Rapha-中里さん,麒麟山-本田さん,VCヴェロ-池川さん etc...
皆さん有名でめちゃ強いし誰かが動けば反応する。なんならこの中の2-3人が一緒に動けばレースが終わると思って走る。
スタート直後から数人の逃げができたが集団は容認。
慣れないコースに集団も慎重に走っている形で周回を消化。
ちなみに下りはくっそ怖い。速度がかなり出るしマジで怖い。Max70km/hは出てた。
逆に登りは余裕があり、いつもの練習と同様な感じで踏んでたら勝手に集団先頭付近に上がっている。
下りの遅さを登りでリカバーする感じ。
3周目の登りでペースアップがありこれが結構キツかった。動いたのは米谷さん中里さんだったらしい。
反応した2人は逃げに追いついたみたい。
5周回目の登りで集団がバラけ初め、中切れを埋める作業があった。ZERO-塚本さんと2人で何とか前に追いつき、メイン集団は15人ほどに。
レースが大きく動いたのは最終周に入った7周回目の登り。
先頭で逃げている米谷さん中里さんらを捕まえるべく高岡さんを初めとした強烈なペースアップで集団がバラける。
僕は急なペースアップより同じペースで登った方が結果的に速いと考えるクライマータイプ。そんな同じ考えをしていたクライマーのミトロング-中川さんと一緒に淡々と踏み続ける。
やっとの思いで高岡さんや他2名を追った本田さんや池川さんらに追いついたが、ここで既に脚はつりそうで限界だったしなんなら諦めようとすら思った。
そんな時、池川さんや中川さんらに"前まで行くぞ"と言われ覚悟を決めた。
登りきってトンネル抜けたあたりで両脚が限界を迎えつった。でも必死に粘る。
ローテを飛ばしてもらいながら引ける時は引いて、何とか休みながらダム奥の折り返し後に吸収できた。
その時点で8人。2人抜けば入賞。
下り手前で高岡さんがアタックをして1人抜け、それを他が追う形になった。下りのペースも速く、頭のネジを飛ばしてついて行くので必死だった。
そんな中つづら折りの1番きついコーナーで前2人が落車。
目の前で起こったのでさすがに終わったと思ったが、何とか神回避して前を追う。
最終コーナー手前で本田さん,池川さん,美甘さんに追いつき抜いて2位でラスト100mへ。
しかしもうスプリントする脚は残っておらず、3人を見送る形でゴール。
高岡さん! pic.twitter.com/Ja0Invu9JY
— sugarsalt 川ぽちゃE1戦士 (@raleighpropel) 2021年9月20日
結果は5位入賞。そして全日本出場資格もゲット!
今の自分には出来すぎなリザルトである。
ラーメンの神様が僕に力を与えてくれたのかもしれないと思った🍜
Bikintvさんのダイジェストはこちら
第6回 JBCF 南魚沼ロードレース クラスタ:E1、F - YouTube
【レースを終えて】
今回の南魚沼2Daysは僕にとって出来すぎな結果でした。
就活を終えてから、体力も心拍も全て弱っていて戻すのにかなり苦労した。体重は67kgまで増え、FTPは4倍ないくらい。どの練習会に行っても千切れるし、死ぬほど辛い。
そんな状況から約2ヶ月半で5kg痩せFTPもある程度は戻り、ここまで持ってこれたのは正直奇跡でしかない。
クリテなら技術があればある程度脚力を補えてしまうけど、ロードレースはそうはいかない。地脚と体力、パワーなどもE1で戦うにはある程度高い数値がいる。特に僕は経験値ほぼないからね。
そんな状況からこのリザルトを残せて嬉しい反面、まだまだ伸び代はあるんじゃないかなと思える場面もあった。
これは全日本までに何とか伸ばして少しでも戦えるようにしていきたい。
【最後に】
今回復帰できたのはいつも練習していただいた仲間や応援していただいた方々のおかげです。
応援していただいた皆様ありがとうございました🙇♂️
全日本はU23カテゴリになりますが、精一杯頑張りたいと思います!
ではまたっ!
Photo by rai takagi,