ラーメン好き大学生のレース日記

ラーメン大好き大学生のレースレポ!脚質は中途半端クライマー

第17回 大台ヶ原ヒルクライム チームTT

今回は大台ヶ原ヒルクライムにのチームTTに参加してきました。

 

結果はDNF

 

正直このレースレポを書こうか悩みましたが自分の記録と整理用に書こうと思います。

 

ではレースレポを。

 

 

  • 前日

朝はチームメイトのかやさんに拾ってもらいゆっくり大台ヶ原へ。2時前くらいについてサクッと受付を済ませて宿へ。今回はかなりギリギリで宿をとったので50km離れた三重県熊野市内のビジネスホテルへ。

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夜は気にせずモスバーガーハンバーガーを頬張り9時に就寝。

 

  • 当日(朝)

3時半に起床し準備し近くのすき家へ。

ネギたま牛丼大盛りをサクッと食べて4時頃出発。

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だがここからがBadDayの始まりだった。

 

⒈ 会場までは1時間半くらいで着く予定だったが途中で車がパンクしてしまった。慌ててスペアタイヤに交換するも時間は既に5時すぎ。まだ出発から30分くらいしか経っていない。下山荷物預けが5時半から6時10分まででギリギリ間に合うかどうかの瀬戸際だがスペアタイヤなので急ぐことは禁物なので安全に向かってもらった。

 

2. 結局会場に着いたのは6時すぎ。めっちゃ急いで準備して会場へ。間に合うかと思ったけど1分前に下山荷物のトラックが出てしまい絶望😩完全についていなかった。だけど運営のスタッフにお願いして審判車に荷物を乗せてもらうことができたのが幸いだった。

 

  • 今回の目標

チームTT6連覇中のTeamGreenRoadさんの連覇を止めて勝ちに行くこと。この一点に絞っていく。TeamSunzokuさん菰野チームTTで知っていたのでマーク。あとは自分がちぎれないように激坂区間で必死に食らいついていくこと。我らおちんぎんれーしんぐは当初4人でエントリーしていたが諸事情で3人で出場になってしまったのだ(これが後で仇となる)。だから1人でもオールアウトしたらそこで試合終了なのだ。

  • 使用機材

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フレーム:SPECIALIZED Allez sport 2015
コンポーネントSHIMANO Dura-ace 9000(チェーンリングはAbsoluteblack、プーリーはCarbonDryJapan様のビッグプーリー)とUltegra6800(STIのみ)

サドル:S-Works Power
ホイール:Mavic Ksyrium Pro Exalith SL
タイヤ:Continental GP4000S2
シューズ:S-Works 6
ウエア:SUNVOLT セパレートワンピース
ヘルメット:OGKカブト ゼナード
重量:7.6kg

なぜ今回いつものDOGMAではなくアルミエントリーのAllezなのかと言うと、1週間前の練習中にSTIを折りエンドを曲げるような落車してエンド周辺にクラックが見つかり急遽Allezで行くことに。怪我が打ち身と擦過傷で済んだのが不幸中の幸いだった。チームTTで迷惑かけるなら僕なので必死に食らいついていくしかない。

 

  • レース開始

路面はウェットで雨が降っている。全長28kmでスタートから9kmは平坦ステージなのでスタートからTGRの後ろにコバンザメ作戦でついて行く。何故か兼松さんだけ後ろで他の3人はゴリゴリ前に進んでいくのでそういう作戦なのかなーとか思いつつ他の3人をマーク。かやさんや濱野さんも着いてきているのでTGRロックオン体制である。マジでロードレースのような感じのコースで30〜40km/hくらいで進んでいく。

少し順位を下げて濱野さんとかやさんの後ろで走っていると後ろから「落車おじさん!落車おじさん!」と何回か連呼されているではないか。誰のこと言っているんだろうと思っていたらかやさんに僕のことだと言われ後ろを見ると兼松さんが僕のことを「落車おじさん」と呼んでくれていた。正直超有名な選手に認知されていただけでも嬉しかったがいじって貰えたので結構ハッピーな気持ちだった😊

そんなこんなで平坦区間も終わり7.2km9%の激坂区間へ。正直ここがマジでしんどかった。やはりヒルクライムにおいて重量は大きく関係していることがよくわかった。でもドグマ乗る前はAllezで登っていたわけだから行けるやろっ!と言い聞かせゴリゴリ踏んでいく。コース上の至る所にあるグレーチングに注意して僕の様子を見ながらページングしてもらう。この時点で後ろを振り返ってもTGRは見えないくらいにいいペースで走っていた。自分も調子は悪くなくて余力を残して激坂区間区間を乗り切れるような感じだった。途中から濃霧で視界が最悪だったが気を使ってもらいながらクリアしていく。

無事に激坂区間を乗り切り残りはアップダウンのある中速区間へ。下りの惰性で登れるような登りが続いたりするテクニカルな区間(11km程)。その入口でまさかのリア変速が動かなくなりロー固定。この時はめっちゃ焦って「なんで今まで変速できてたのにいきなりできなくなるんだよ」と叫んでいた。ワイヤーが少し緩んだっぽくて完全に自分の整備ミスだったようだけど幸い外装式で手の届く位置にワイヤー調節のつまみがあったので必死に回してなんとか変速できるようになった。

そんなこんなでアップダウンの続くテクニカルな区間をこなしながら残り5km地点で事は起こった。

自分は1週間前の落車でウェットでの走行が危ないものかはわかっていたのでチームメイトにもあまりペースを上げすぎないように注意を促していた。と言っても下りでは40-50km/hくらいは出るような区間である。その時は濱野さんかやさん僕の順で走っていて下りの惰性で登れるような登りを超えて下りの右コーナーに入った時だった。路面はガタガタで道の真ん中はひび割れて深めの縦溝ができている。そこを横切って次の左カーブにそなえて右側によろうとした時に路面のギャップを拾いかやさんがリム打ちでフロントがパンク。一瞬立て直したがそのまま制御不能となり落車してしまった。正直この瞬間は今でもはっきり覚えているしフラッシュバックしてくるレベルで怖かった。なんとか他2人は回避できてすぐに駆け寄った。意識はあったし歩けていたので脚や腕の骨折とかもなさそうだったけど切傷と擦過傷と打ち身が激しかった。命があるだけ不幸中の幸いだったのかな。濱野さんがすぐにスタッフを呼び止血して救急車を待つことになった。落車から1分半後くらいにTGRの4人が目の前を通過していった。正直めっちゃ悔しかった。その時聞こえた誰かの「このままの行けば優勝できるで!」はとても僕の中で響いた悔しい言葉だった。

 

 

 

その後濱野さんと僕はサイクリングペースでゴールした。でも自分の下山荷物が来るのは一番最後で2時間くらい待たないと来ない感じだったのでスタッフに状況を話してエマージェンシーシートをもらいなんとか待った。

この時はかやさんの状況が心配で早く下山したかった覚えがある。

 

 

こんな感じで僕の大台ヶ原ヒルクライムは幕を閉じました。まさにBadDayでした。

レース後いろんな方々に気を使ってもらいとても申し訳なく思います。ありがとうございました。

そしてチームメイトのかやさんには申し訳ない気持ちと術後の経過が心配です。

 

 

こんな文章を最後まで読んでくださった方々には感謝です。しんみりした感じで申し訳ないです。

自分も少し今後を考え直す必要があるかなって思っています。

一応アクションカムで車載をとっていたので途中までですが軽く編集して後日UPしておきます(激坂区間くらいまでしかUPしませんが)。

今後も自転車は乗っていくので練習等でよろしくお願いします。

 

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ではまた....。